こんばんはー!七海ですー!なんだか体調悪いんですけど、創作意欲は全開ですオラァ!
負けるかチクショー!
と、オラつくのはこのあたりにしておきまして。AZURE更新しました。区切りの関係で、今回はいつもより少ない2ページです。しかし、回想シーンで最も重要な場面がやってまいりました。
次回、回想ラスト~現代に戻るという流れになります。
今回の解説
ついにラルフが思い切ったことを言いました。
この一言がなければ、クラインは「脱走する」という選択肢すら思い浮かばない状態で……ひょっとしたら実験で死んでいたかもしれませんので、気のいいおっちゃんは大きな仕事をしました。
とはいえ、口走ったのがラルフだったというだけの話で、内心ではみんな同じことを思っていたのでしょう。「俺(私)たちが逃がすからおまえは逃げろよ」と。
回想序盤でハルが「身軽な奴の一人や二人なら逃げられる」とうっすら言っていましたが、あれは遠回しにクラインのことを示していたのかもしれません。
おまえは脱走できる能力があるんだ。だから人生あきらめんなよ。
そう、大人たちは伝え続けていたのです。
クラインがその後に取った行動は――ここまで読んでくださった方ならご存じのとおりですが、回想シーンはもう少しだけ続きます。