またご無沙汰してました、七海です。
『ぼくらの冒険譚』の製本作業をしていたら、間があいてしまいました。
そちらのお知らせはまた別口でするとして、今回は『AZURE』の更新です。
ハル兄編前半です。
前回更新から間があいたのと、このお話だけ少し長いので、前後に分けて更新します。
ハル編のあれこれ…は次回書きたいと思いますので、今回はそれ以外の話題。
表情の付け方と、未知への挑戦の話
ハルがあのジト目(?)なのは幼少期からです。…ということが、この漫画で判明しましたね。
なので、ハルの表情の変化を表す際、眉毛や口がとても重要な要素になります。
特に眉毛。眉毛を描いていない、「目」だけの状態のときは、どうしても、「おまえ何がそんなに気に入らないんだ?」と訊きたくなるような不機嫌顔に見えてしまいます。
第5話のハルであまりそう感じないのは、一周回って陽気になってしまったからかも……。口もとは笑ってることが多かったので気になりにくいかもしれません(でも、目だけ笑ってない人が一番怖いよね)
ジト目キャラって難しい…と、今回の原稿で気づきました。
あともう一つ。今回、初めて「目隠れキャラ」が登場しました。
蒼井七海作品史上(たぶん)初です。
顔のパーツのバランスとりづらいかなーとか色々考えていたんですが、
いやむしろ描きやすいし、好き、となりました。
名前を明かさない女の子(そんなんばっかだな)はこの外伝限りの登場かと思います。かわいがってやってください。