リクエストを元に制作した外伝『無地の旗』を更新しました。今回はユキ編。
これにて『無地の旗』は完結です。ここまで追いかけてくださった方は、ぜひぜひ通し読みしてみてください。
エモいかもしれません。
ユキ編のあれこれ
最後を飾るのはユキ編です。というわけで、ユキ編の補足を少々。
雪音――ユキは幼い頃に極東の異国からエトワールに連れてこられ、各地を転々としました。そして最後に、ラミレス家に行きつきました。たぶん、その当時で16歳くらい。
そうなった理由は、「母親が家中の権力争いに負けたため」です。
ユキの実家はその国の名家(公家レベルに位の高い家だったと思われます)でしたが、母親が正妻でなかったことと、彼女が魔力持ちであったことが災いしました。
まあ、魔力持ちじゃなかったら殺されていたかもしれないので、どっちがマシとも言えないのですが……。
ラミレス家へやってきて、最初は召使のようなことをしていました。
第5話、↓のシーンでクラインが言っている、前者の仕事をしていたわけです。
ですが、あまり要領がよくなかったせいか、研究棟(実験体がいるところ)へ回されることとなりました。ユキ編で描いたのはその前後です。
研究棟では、ユキも結構新参だったわけです。ラミレス家歴でいえば、クラインやフィルの方が短いのですがね。
ちなみに、雪音さんはもともと家名ありです。しかし、エトワールに来た時点で死亡したような扱いであり、彼女も子供ながらにそれを自覚していたため、今はもう家名を名乗りません。
おまけ
『無地の旗』後のおまけマンガ。あの後めちゃくちゃ自己紹介した、と言う話。フルデジタルです。
あれ? のほほんとしたおまけのつもりだったのに…