制作の現場から

カラー作画について考えたことを雑に書いておこう

こんにちは、七海です。ここしばらくは紙の本制作のため沈黙していました。

本日、やっとこさ入稿しました。大きな問題がなければ来週くらいに通販が始められそうです。

WEB上の更新もぼちぼち再開していきます。

それはそうと、今回の本の表紙絵を描くときに色々考えたことがあったので、雑に書き置きしていきます。

もともとカラーイラストがあまり得意ではないのですが、そろそろ本腰入れて苦手を改善していきたいので、もぞもぞと振り返り。

ブログというよりメモなので、かなり大雑把です。

アクリル絵の具を使う作業について

混色はヘラ・ないしはペインティングナイフで行う。

絵具メインのときは水張りを必ずする。

つける絵の具の量は、筆の毛部分の半分くらいまで。

絵具をべしょっと置いてから水で伸ばす感じにすると細かい作業もしやすい。

服は折り目ごとにマスキングした方がよいか?(大変だけど)

コピックの併用も検討

画材の併用・基準と使い方

コピック

ポップ系、明るい場所

主に人物

瞳などのやや細かい部分

混色するよりコピックを使った方が早い場合

原則、ムラが出ないように塗る(塗り方の模索)

インクは面倒くさがらずに補充する

アクリル(リキテックス)

風景、広い画面

意図的な水彩表現

重厚感を出したいとき

コピックでは出しにくい色が使いたいとき(ブロンドなど)

グラデーションは不得手らしいのでメディウムなど使う

基本いろんなことが面倒なので(おい)補助として使いたい気がする

グリザイユ画法は最終手段

色鉛筆・筆ペンなど

下絵の色はやや濃い目くらいがベター

紙は細目の方がいいかもしれない。荒目などで紙の質感が残ると、デジタルでの補正で地獄を見る。

輪郭起こし。厚塗りした部分はぼこぼこしてしまって線が入れにくい。

あえて線を起こさない画風も楽しそう。

作画以外の部分

次回以降、色ラフは必ず用意する

水張りをする場合、A4より大きな紙で始めて終わってからカットする。そうしないとスキャン時に水張りテープが残って大変

自分で思っている以上に疲れます。30分~1時間に一度は休憩しましょう。休憩中にやることは以下がベスト

  • ストレッチ
  • 軽い運動、筋トレ
  • 散歩
  • 寝る

細かい作業をするときに筋緊張が出て足が伸びすぎるので注意。後々の足首の痛みに繋がる。

夕飯の後に作業はしない。追い詰められてストレスが溜まる。

落ち着くことがいちばん大事です。