同人・個人出版

マーレファ奇譚とカバー巻きの話

しばらくぶりです。七海です。

以前からちまちまとデータだけ作っていた、『マーレファ奇譚』の製本版を販売開始しました。確保している部数が過去最少なので、ご注文はお早めに。

内容とか仕様とか

本文の中身はカクヨムに掲載したものとほとんど同じです。一部誤字や表記ゆれなどを修正していますが、大幅な加筆は行っていません。

今回、本体の印刷は「印刷通販ちょいのま」様にお願いしました。くっきりきれいに仕上げていただきました。ありがとうございます!

その他、細かい仕様は以下の通り。どこかに需要があるかもな、と思ったので置いておきます。

サイズ:A6(文庫)

本文用紙:淡クリームキンマリ72.5kg

表紙用紙:上質紙135kg

カバー印刷:おたクラブ

カバー用紙:コート紙(マットPP加工)

自力でカバーを巻いてみたよ!

なぜ今『マーレファ奇譚』を本にしたのか。

理由は単純で、「カバー巻きを一度自分でやってみたかったから」。

この記事をわざわざ読みに来てくださる方は皆さんご存知かと思いますが、現在『AZURE』1巻を出すために原稿と闘っている最中です。

その『AZURE』を、カバー巻きまで印刷所さんに頼むか、それとも本体とカバーを別で頼んで自分で巻くか。この二択でめちゃくちゃ迷っていました。

そこで。本をひとつ頼んでみて、カバー巻きを実際にやってみて決めようじゃないか! と思い至ったわけです。

『マーレファ奇譚』はいわば実験台ですね。データあるし……一冊で完結するし……ちょうどいいじゃん……? ということで、選ばれました。(シャハーブがすごい勢いで顔をしかめた気がする)

カバー巻いた日のツイート

私、泣けるくらい不器用なのでびくびくしていましたが、思ったほど難しい作業ではなくてほっとしています。おたクラブさんは一か所スジを入れて納品してくださるので、そのおかげでもあったかもしれない。スジ入れ加工万歳。

でも、これを50冊やれとか言われたらさすがにしんどいですね……。握力と指の力がLv.0なので、正直10冊が限界と感じました。やさぐれてミスも多発するでしょうし……(?)。

実験の結果

『AZURE』はカバー巻きまで印刷所さんにお願いすることにしました!! 印刷代が跳ねあがるけど仕方がない! 労力を買ったと思うことにします!!

(それに伴って単行本の単価も上げるかもしれませんが……そこは本当にすみません。なんとか上がりすぎないよう考えます……。よそのは気にしないのに自分のところは気になりますよね……)

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