制作の現場から

難産

『月と炎の伝説』最新話の執筆がえらく難航しています。

いや……難航することはわかっていたんですがね……このシーンは……。
私自身がこういう場所? 出来事? がすごく苦手なんですよね……物語書きとして致命的なくらいうまく説明できないんだけど……すごく苦手なんです……。

圧迫面接とかマジ無理、練習一発で心が死ぬ――みたいなそういう人です。普通の面接(やその練習)ですら毎回死にそうになりながらやっていたのだ……暗黒の記憶……。

ちょっと話が横に逸れましたが、そんなわけなので、今までは裁判、尋問、聴取みたいな場面は意図的に避けて書いてきたのです。

『永遠の青』にも竜の審判というのがありますが、あれも実際の場面を書くのは意図的に避けていました(暴露)

そこで手間とメンタルを削られていたら大事なシーンがいつまでも書けないじゃないか! スルー! と!

(カクヨム読者の皆さまは結構竜の審判に興味を持っていただいていたみたいで……『審判』に反応するコメントが結構あって……ごめんなさい、となりました。ごめんなさい)

しかし、今回は『永遠の青』とは状況が逆なんですよね。

このシーンを書かないと大事なシーンにいけない。

それで、苦しみながら書くしかなくなってしまったわけです。自分で自分の首を締めにいくスタイル。サイト開設当初から変わっていない気がする。

結果、いつまでも進めなくて、現在進行形で「うごおおおおお」となっています。

イゼットのメンタルを切り刻む(ネタバレ)前に私のメンタルが粉々になりそうです。

今回だけは頑張ると決めたから頑張るけど。苦しいけど。上手く書けないと思うけど。本当は書きたくないけど。必要だし。必要だから、決めたから頑張る……!

作者本人がこんな有様なので、

今週の更新なしになったら申し訳ありません。

(まだわからないですが。いけたらいくかもしれない)