七海です! またしても色々あって遅くなりましたが、AZURE7話更新しました!
一応、クラインとノアの対決に決着はつく模様。そして、ノアの問いにクラインがどう返すのか……というのは、次回更新分に持ち越しです。彼が自分の胸の内をはっきり口にするのは、これが初めてかもしれませんね。
プチ解説:結界
今回の更新分に出てきた用語です。「結界」もしくは「魔術結界」。
大地に魔力を流し、特定の術式を固定することで、特殊な空間を作り出す魔術です。防壁として使ったり、逆に中のものの動きを封じたりと、使い方は様々。特定の場所に魔術を作り出す、という意味では魔法陣にも近いですね。
魔力および術式の固定は何もなしだと難しいので、石、円盤、短剣など様々な触媒を使って「基点」を作ります。今回、クラインが自分の武器を地面に刺したのが基点ですね。
魔力コントロールの高い技術が必要で術式も複雑なため、本来とても高度な魔術です。アレンでも結界を作るのにはちょっと苦労します。
なお、6話でニルスが解説していたとおり、アルテアは術式を使いません。そのため、結界の作り方も他の魔術師とは違うようなのですが……クラインは多分そこまで考えてません。
ラミレス家に捕まる前に動物を狩ったり獲ったりして生活していたので、そのときの経験からなんとなく「ここに魔力を置けば罠作れるんじゃね?」みたいな感覚だったのでしょう。……それで結界を作れるところがなんかもう、こう、アレですが……。
リメイク版の進捗
少し話は変わりますが、AZURE単行本1巻の作業も少し進んでいます。
というのも、先日COMITIA136について発表がありまして……。それでブーストがかかって、一気にネーム作業を進めたのです。
現在、収録分(1~3話のリメイクとおまけ)のネームまで済んでいます。ペン入れに入ったら、記録ノートでも少しずつ進捗を公開していこうと思います。
COMITIA136(6月6日)に申し込むかどうかは今のところ未定です。仮に申し込んで出展が決まっても、AZURE1巻はまだ出せないと思われます。多分間に合わない。
しかし、年内には発行およびWEB版の差し替えを行いたいと思っていますので……気長に待っていただければ幸いです。