蒼井七海です。
あけましておめでとうございます!!(新年のご挨拶遅すぎ問題)
確定して申告するやつでのたうち回っていたので、しばらくの間ほとんどどこにも浮上していませんでした……。あ、pixivにはゲームレポートっぽい1P漫画を上げていました。ネタがわかる方に楽しんでいただければ幸い。
あとちょっとでこの精神的地獄も終わる……。もう少しだけ低浮上ですが、水面下では色々やっているので許してください……ずぶずぶ……。
さて、今回はそんな『水面下でやっていた』ものをひとつ更新しました。
更新分について
昨日の更新になりますが、『ラフィアの翼』の番外編的な読み切り漫画を公開しました。
https://uminoheya.com/rafia/ss01_souheki/comic.html
ステラとレクシオの練習試合をミオンが観戦する話です。
……というのはすでにあちらこちらで言っているので、ここでは制作サイドの話を。
2023年秋ごろにネームを切ってから、ちまちまと描きつづけていた漫画です。ようやく公開できました。
もともと、ステラとレクシオがチャンバラする話は漫画のネタとして持っていました。そこにミオンを絡ませるのも、当初からあった想像図です。
ただ、ネタはあっても話としてどう組み立てるか……というのがまとまらず、長年放置状態でした。
そして2023年、作者はあることに気づきます。
メインの漫画作品である『AZURE』に、これから剣での戦闘が出てくるではないか! と。
そして私は剣でのバトルシーンを描いたことがないではないか! と。
こりゃいかん! 練習したい! でも『AZURE』の面子は多くが魔術師で接近戦が描きづらい! 誰か、誰か剣がメインで戦える奴はいないか…………
……いた、別作品に。
というわけで、今回の漫画ができあがりました。
登場人物をぐっと絞ることによって、お話もスムーズにまとまり、ついでにページ数も抑えられました(初期のネタでは『調査団』全員出てくる予定でした)。
そして、リメイク版を書き進めている今だからこそできたこともありました。
シャルロッテ・ハイドランジアの登場です。
挿絵のためになんとなくお顔だけ考えた生徒でしたが、こんな形で再び描くことになるとは思いませんでした。なんでもやっておいてみるものです。
とても楽しく描けて、バトルシーンの課題もちょっと見えたので、作者としては満足です。
あとは、読者の皆様に楽しんでいただけるものになっていればいいなあと思います。
余談:ステラとレクシオ、どちらが強い?
バトルものを描いたからにはこういう話をしたいよね!!
ということで、備忘録もかねて見出しの通りのお話を書き残しておこうとおもいます。ステラとレクはどっちが強いのか。これは、条件や環境で左右されるところがあります。
剣のみを用いた試合の場合
ステラ>レクシオ
ここは言うまでもなくステラに軍配があがります。『双璧の剣』での練習試合もこれに該当しますね。
純粋な剣の技量ではステラの方が若干上です。
そして、実はこの二人、昔からお互いの太刀筋がある程度読める……という話があります。何しろ二人の剣の師匠は――おっとこれ以上はネタバレだ。
お互いの動きがわかるという前提で、剣だけでぶつかったらステラの勝率が高い、ということです。
足技など使用OKの場合
ほぼ互角(レクシオが若干有利か?)
レクの勝率が若干上がります。
二人とも武術科は剣術専攻で鍛えているので、体術も並み以上にできます。
上の項で書いたことも踏まえると、ほぼ互角といってよいでしょう。
あと、転ばすとか目くらましとか、そういう手段を躊躇なく使えるのはレクシオの方です。
なんでもアリの場合
ステラ<レクシオ
こうなったらレクシオが有利ですね。何しろ魔導術が使えるので。
本編Ⅰ以降であればステラにも『銀の魔力』が備わりますが、女神の魔力は効果の現れ方が限定的です。なので、一般的な魔導術のように色んなことはできないわけです。
ステラを間近で見ているレクシオには対処されてしまう可能性が高いです。
(それに何より、ステラは『銀の魔力』を単なる試合や対人戦で使おうとはしません)
あと、レクの方が機転が利くというか、あるものはなんでも使うタイプなので、この条件下では有利です。石は投げるし水場があれば相手を落とそうとするし、木の枝は斬って相手の頭上に落とします(三つ目は続編で実際にやってる)
ほぼ〇し合い
ステラ<レクシオ
まあ、ないと思いたいですがね……。
こうなったらレクシオの方が有利です。本編でもちらっと書いてますが、切り替えが早いのは彼の方なので……。
多分、幼少期のあれこれの影響で「やられる前にやる」精神が染みついている……。
さらにおまけ
ペン入れの最中に思いついたので。
ステラがヴィントを知っているので、ⅤかⅥのどこかの話です(適当)
おわりに
冒頭でも書いた通り、もう少し低浮上の期間が続きます。気長に待っていただければ幸いです。
ここ数年、この時期が精神的に一番きついので、乗り切った後はゆるやかにいきたいと思います……。
色々片付いたら『AZURE』本編のネーム作業に戻りますね。現在、あちらは地獄のような空気になっているので、サクッと描いてサクッと更新したいです!(?)
それでは、またお会いしましょう。たいへん遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。