更新久しぶりすぎて、前回の話忘れちまったよ。というときなどにどうぞ。
ルークからの依頼を受け、ラディスティアにやってきたクラインたち。
クラインは、自分が貴族のような振る舞いをすること、そしてシエルの様子がいつもと違うことに戸惑っていた。
それぞれの思いを抱えながらも準備を整え、マティアス家に向かう三人。依頼人・リシャールは朗らかに彼らを出迎えたが……。
ある日、クラインはシエルが魔術の特訓をしている現場に居合わせ、彼女が未だに「自分の魔術」を扱えない理由を知る。落ち込むシエルを見かねたクラインは、術式の原文への興味を口に出す。しかし、原文を読もうとした直後、不思議な空間に放り出され……。
シアンス村から帰還した数日後。乱れた魔力回路に応急処置を施してもらったクラインは、休養を命じられる。その夜、宿泊棟の庭に出た彼は、レイラと遭遇する。彼女は、すぐにクラインを捕らえる気はないようで……?
強引に設定された休暇を使って、シアンス村にやってきた三人。
八年ぶりに帰郷したクラインは、けれどなぜだか浮かない顔。村の人から話を聞きつつ、目的地である「ベネット家」に辿り着いた彼らの前に、一人の少女が現れる。
ニルスがアレン達に協力を申し出た一方、クラインとノアの戦いは未だ続いていた。「魔術で勝負しろ」と怒ってくるノアに対し、魔術が使える自覚のないクラインは戸惑う。が、彼女のふとした一言がきっかけで、古い記憶を思い出す。
エミリオ達を見送ってから、一週間後。クラインとアレンは、ギルドの先輩に代わって街の巡回を頼まれる。巡回はいたって平穏に進んだが、その途中で空色の瞳を持った少女と少年に襲撃される。二人は自らを「何でも屋」と名乗り、ラミレス家の依頼でクラインを捕らえにきたことを明かす。しかし、二人ともなんとなく乗り気ではない様子。その理由は、彼らとクラインの出自にあった。
ファラドの子供達と出会った、翌日。クラインは約束通り、自分自身が逃げてきた経緯と、「フィル」の死の真実を彼らに語る。
死と背中合わせの牢獄に突然やってきた男の子・フィリップ。彼と同じ部屋にいたクライン達は、少しずつ絆を深めていく。しかしある日、フィリップが実験に連れ出されたきり、帰ってこなかった。その夜、クラインの前にレイラが現れ、彼をある場所へと連れて行く。
クラインとアレン、そしてシエルは無事『インドラ』にたどり着いた。ようやく一安心かと思われたクラインだったが、ギルドリーダー・ルークの意味深な言動とギルドの雰囲気に戸惑う。
その後、街に繰り出した三人は『今一番会っちゃいけない人』と傷を負った少年少女に出遭い、驚くべき事実を知った。
騒動の翌日、クライン達が泊まっている宿屋に現れたのは、謎の鳥と一人の少女だった。
アレンの後輩であるという少女・シエルとともに、彼らはギルドのある街を目指すことになる。が、道中の森で迷子になってしまい!?
謎の少女レイラは、クラインを「所有」するラミレス家の私兵隊長『守護者』だった。
不思議な力でもってして二人を追いつめ、アレンに対して奴隷の引き渡しを要求するレイラ。 クラインはアレンに、彼女の要求を呑むよう諭すが……。
小さな田舎町・レスに理由あって潜む少年クラインは、町の子供から奇妙な噂を聞く。
一方、ある事件の調査のために同じ町へやってきたアレンは、調査のかたわら、ある人物を探していた。