「風語り」
概要
少年ソラと、少女リネは旅人だ。それぞれの理由で故郷を追われた二人は、あてどなく、しかし平穏に大陸を放浪している。
その平穏は、“魔獣”の出現で終わりを告げる。
神を主とあおぐまじない師たち。幻獣と魔女の因縁。
大陸の絡み合った闇は、二人の旅人を古代から続く争いへと巻き込んでゆく。
これは、神がみの闘争を知らぬ大陸の物語。
本編
プロローグ
最終話 終わりなき旅
番外編
- 獣の銅像
- 幻獣をたたえる町に、二人の若い旅人がやってきました。
- しろがねの風
- とある町の朝市に出かけたリネが、偶然出会ったのは……。
シリーズ
- 『ラフィアの翼』
- 本編の六年後、お隣の大陸の話。神話・学園ファンタジー。リメイク版Ⅳまで完結済み。
- 『神がはじまり、終わる場所』
- 『ラフィアの翼』シリーズの続編にあたる物語。近代風ファンタジー。約11万文字でいったん完結済み。
登場人物
- ソラ
- 主人公。わけあって故郷を追われ、各地を放浪している。愛用の武器は拳銃。
- リネ
- ソラの相棒、青い髪の少女。水を操る不思議な力を持つ。
- ジェイド
- 某国の騎士。地方の支部に配属されている。
- タスク
- 情報屋。ソラの親友。
- ジルテア
- 幻獣の隠れ里の長。妖族で狐の姿。
- カイル
- ソラの父。故人。
- フウナ
- ソラの母。故人。天族で、竜の姿。